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Photo: Rico Ijntema

長澤真澄
ハーピスト

ハープを渡辺万理氏、桑島すみれ氏に師事。マーストリヒト音楽院に留学し、フィア・ベルグハウトのもとで学ぶ。同音楽院のソリスト試験を最高点で卒業し、続いて優れた演奏家に与えられる特別賞「Prix d'Exellence」を受ける。また、マラ・ガラッシにシングルアクションハープを師事。音楽新聞社主催村松賞音楽部門大賞を受賞。

ヨーロッパでは、ソロコンサートの他にコンセルトヘボウ室内管弦楽団、ケンブリッジ・セントジョーンズカレッジ合唱団などとソリストとして共演する。また、欧州各地での音楽祭に招かれ演奏する。2004年には世界的なメゾソプラノ歌手チェチーリア・バルトリのツアーに参加。日本ではオーケストラとの共演やリサイタルの他に、「題名のない音楽会21」「
Music Soul」(共にテレビ朝日系)などテレビやラジオにも度々出演している。

グランドハープのほか、アイリッシュハープ、箜篌など様々な種類のハープを演奏し、独自の世界を繰り広げている。クラシックのレパートリーのみならず現代の作曲家による作品の紹介にも努め、今までに初演した作品は数十曲に上る。近年は、18世紀後半から19世紀中ごろまでのレパートリーを開拓し、フランス王妃マリー・アントワネットが愛奏したことで知られるシングルアクションハープを中心とした活動に力を入れている。この楽器ではソロやアンサンブルの他、フライブルグ・バロックオーケストラ、バルタザール・ノイマンアンサンブルなどのバロックオーケストラとも演奏している。日本ではフルート奏者の有田正広氏と共演し好評を博す。

演奏会のほか
CD製作も精力的に行っている。東芝EMIよりこれまでに5枚のCDをリリース。オランダのレーベルからもCDを発表している。特に、自ら企画を手がけエトセトラから発売されているシングルアクションハープのシリーズは、各方面より注目を集めている。

現在、マーストリヒト音楽院ハープ科教授として後進の指導にあたっている。