"Les
Mademoiselles d'Orléans"
Jean-Antoine-Theodore Giroust (1753 - 1817)
シングルアクションハープ
(英)single-action
harp (仏)harpe
à simple mouvement (独)Einfachpedalharfe
1740年ごろにチロル地方からフランスにもたらされたハープ。
半音階を操作するペダルが一段階のためこの名前が付いています。
18世紀中頃から19世紀初頭に貴族の間で絶大な人気を得て、マリー・アントワネットをはじめ
ポンパドゥール夫人やナポレオン王妃ジョセフィーンに愛されたことでも知られています。
モーツァルト作曲「フルートとハープのための協奏曲」はこの楽器のために書かれています。
現在オーケストラなどで用いられているダブルアクションハープの前身ですが、
「銀色」と比喩される音色と繊細な表現力のため全く異なる楽器と理解されるべきハープです。
left:
Wolters, Paris 1785 right: Beat Wolf, Schaffhausen 1995